コラム42 メダル
オリンピックは荒川の金一つだけだったが、
それだけオリンピックでメダルを取るというのは難しいということなのだろう。
完璧に演技した荒川でも、3回転3回転のコンビネーションジャンプが3回転2回転になったり、
3回転のはずが2回転になったところもあった。
それでもミスは全くなかったし、内容そのものがレベルが高いからダントツの点数だった。
オリンピックで完璧なものを出せばメダルが取れるというのでは無理で、
実力の8割を出せればメダルを取れるまでの実力を日頃からつけていないと無理なのではないか?
荒川は本来3回転3回転のコンビネーションジャンプが跳べる選手で、
練習ではほとんど転倒したことのない彼女でさえ、本番は3回転2回転に切り替えていた。
少し内容が劣ってもなお他の部分で補えるだけの高度な技術と精神力があったからだろう。
タイムで勝敗が決まるような競技でも、メダル圏内のタイムを持っていて、
それがいつもコンスタントに出せるような選手じゃないと、オリンピック本番では通用しないのではないか?
たった一度世界新に近いタイムを出しただけではメダルには届かないことが多い。
かつてのスピードスケートの清水は、オリンピックで金メダルを取った時は、
Wカップなどで常に表彰台に上がってた。
今回加藤にメダルがかかっていたが、1度世界新記録を出しても、
Wカップでコンスタントに表彰台に上ることはなかった。
大事なのは常にベストタイムを出せるところまでもっていかないと
オリンピックでは勝てないということなのだと思う。
もちろん、それはとても大変なことだけど・・・
やっぱりオリンピックって凄いなあ。
Mistress Boo